2011年3月10日木曜日

病と向き合う親父の横で 02

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親父が入院することになった。

まだ細かな日程は決まっていないらしいのだが、来週中には、との話だった。
とはいえ入院後ただちに本格的な治療に入るわけではなく、今回はいわゆる「ステージ(病期)」確認のための検査入院的な意味合いが強いようだ。とはいえ、どれ位の期間入院することになるのかはまだ定かではない。

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)」が親父のリンパ腫分類名である。日本における全悪性リンパ腫の実に33.3%(wikipedia調べ)を占める種であるらしく、つまり症例が多い=治療ノウハウの蓄積も多い種であると解釈しても良いのだと思う。

現に「ゼヴァリン」という放射性免疫療法薬を化学療法に用いることで、完全緩解が95%に上がるという報告もあったりする。その点ではまだ希望があるのかもしれない(その薬を治療方針に取り入れることになるかどうかは勿論わからないけど)。

いずれにせよ細かいことは、検査入院の結果をまずは待たねばなるまい。

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当の親父は連日のように遊び歩いている(ように見える)。

昨日などは僕もご相伴に預かったりしたので正直文句を言えた立場では無いのだが、それでもやはり少しは自重してもらいたいなと思う気持ちは拭えない。家で親父の帰りを待っているお袋も、気が気では無いだろうし。

とはいえ、気分良く過ごしてもらいたいという思いもあるので、正直強く出られない。(広義での)QOL云々を意識し出すと、生活に支障の無い範囲で楽しんでもらえているならそれでいいとも思うところではあるが、親父一人の問題でも無いわけで、その辺りをどう伝えていけば良いか悩みの尽きない昨今である。


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