2011年3月24日木曜日

チャリティーライブ、やります

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我が心の師にして日本エアギター界の草分け的存在である宮城マリオ氏から、チャリティーイベントのお知らせを頂いたので紹介します。

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エアギター・ジャパン presents
『緊急開催!省電力チャリティー・ライヴ
~ Pray for TOHOKU, Play for AIR ~』

【日時】4月2日(土)open 12:00 / start 13:00 (16:00終了予定)
【会場】新宿ロフトプラスワン
【料金】1000円(飲食別)
【出演】
金剛地武志、かながわIQ、宮城マリオ
日本ランカーのエアギタリストも多数出演!


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日本チャンプにして2005年度世界大会4位の金剛地武志さんが発起人となり開催される今イベント、エアギターだけあってかなり「節電仕様」です(そもそもエアアンプには電力なんて要らないしね)。計画停電と被っちゃっても自家発電で乗り切っちゃう位の気概で臨みます。

金剛地武志さんのプレイ動画


とはいえ、節電仕様だからって迫力が普通のライブイベントと比べたら劣るなんてことは決してありません。エアギターを実際に目にした人なら判ると思いますけど、あれは正にロックスピリッツの賜物ですよ。まだエアギターを生で観たことない!って人は是非ともこの機会に足を運んで頂きたいです。

もちろんチャリティーライブなので、ここでの収益は然るべき機関へと募金される模様です。エア募金なんかじゃないんだからね!!!!!

僕自身も「チョコバット鵜飼」の名で、何らかの形で出演するつもりではあります。いや、まだどうなるか未定なんですけどね…。

さておき。

かの北野武氏は今回の震災に際し、自身のコラムの中で「オイラたち芸人にできることがあるとすれば、震災が落ち着いてからだね。悲しみを乗り越えてこれから立ち上がろうって時に、『笑い』が役に立つかもしれない。」との言葉を残されてますが、僕はそれに納得半分な気持ちです。

確かに、エンターテイメント自体は「被災地」には直接役には立たないかもしれない。むしろ時間の無駄となるでしょう。ただ、その他の地域に居る人には意味のあるものだと思ってます。

エンターテイメントの効用は「それを楽しむことのできる幸せ」に気付くことにあるのです。被災地の外に居る僕たちがそのささやかな幸せを噛み締めることによって、その機会を文字通り壊滅的なまでに損なわれてしまっている被災地の人々の悲しみを少なからず想像・共有できるのではないか、そう考えるのです。同情ではなく、悲しみの共有。

ささやかなものこそが本当に大事であることは、往々にしてあるもの。それを観てくれている人たちに提供し、その見返りとしてエンターテイナーは金銭を得、それが被災地復興のために役立てられる。うまく言葉にできませんが、そんな小さな喜びの連鎖が、やがて色んな人の力になっていくんだと僕は強く思う。まぁそんなわけで、できるだけ「不謹慎である」という言葉に萎縮せず、被災地以外の土地に居る人たちは自分の生を楽しめばいいと思う次第です。

このイベントがその一助になれば幸いです。よければどうぞ、お越しください。


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