ちなみに、会社設立のおおまかな流れは以下の通り。
(うちは発起人が3人なので発起人会議が必要でした。)
01. 発起人会議を開催し、社名と会社ですることを考える
(会議の議事録も作成する)
02. 類似商号が無いか、念のため法務局等で調査する
03. 会社印を作る
(代表印・銀行印・角印など)
04. 定款を作成する
05. 近所の猫集会で定款内容を野良猫たちに読み聞かせる
(日本語でおk)
06. 公証人から定款の認証を受ける
07. 出資金を代表取締役の口座に払い込む
08. 法務局へ設立登記の申請に行く
09. 会社が無事設立できたら
税務署や社会保険事務所などに各種書類を提出に行く
で、今04~06と07を並行して行なっているところなんだけど、ここでまず一つ目の躓きを経験。
うちは、定款に貼るための収入印紙代40000円を浮かせるために「電子定款」を作成することにしたんだけれど、作成~認証の手順がかなり厄介で…。
まず電子定款はPDF形式で作成する必要があるんだけど、これに関しては「Adobe Acrobat 体験版」を手に入れることでカバー(あるいは後述するプラグインが使えるソフトなら、別のやつでも良かったんだろうけど)。
まんまと出来上がったPDFファイルをそのまま公証人に提出できるかというとそんなことはなくて、そのPDFファイルが公的に有効なものであることを証明するために、電子証明書を添付してやんなきゃならなくなる。
たぶん証明書発行サービスって色々あって、その中から相応しいものを選べば良いんだろうけど、「とにかく手軽に済ませたい」という気持ちがあったので、公的個人認証サービスの電子証明書を埋め込める「住民基本台帳カード」で対応することにした。
市役所で証明書入りの住基カードを発行してもらい、そのカードに対応しているリーダーを手に入れ、AcrobatにPDF署名プラグイン(法務省が用意してくれてるもの)を読み込ませ、細かい設定して、いざ証明書を添付せん!と操作したもののエラー頻発。
なんでや…と思い、念のため公的個人認証サービスのクライアントソフトを再インストールしてみたらうまくいった。あー、ここがおかしかったのか。
で。
法務省の用意しているオンライン申請システムに登録し、申請用総合ソフトをインストールして立ち上げ、申請用紙を作成しようとしたら…
担当法務局やら公証役場やらを選ぶプルダウンメニューが空っぽで、申請先を設定できない…。
再インストールしてみたり、データ更新したりしたけど改善されず。
ソフトのサポートセンタに電話し、PC周りの設定をあれこれ確認したけど一向に状況好転せず。
お互い疲れ果て、インストールログやら各種データやらを渡して調査を依頼。念のため、他のPCから同じ操作を行ったらうまいこと申請書が作成できたっていう…。一体何が悪かったんだ…。
ともあれ何とか公証人に定款の認証を依頼できた。
あとは実際に公証人役場に出向き、電子署名に織り込まれた住所の正確性を証明してくる必要があるんだけど、それはまた別の機会に。
あー、まだまだドタバタは続きそうです。
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